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物語の舞台のファンタジー世界の一続きの陸、他の大陸もあるらしい。


 魔国リンドレク

リンドレク

魔の国、別名邪の国。竜のリンドヴルム魔王が統治する国。
画像は魔国リンドレクのリンドレク城周辺図。出城と根城で構成される。城の後ろは断崖。
根城と出城は地下回廊やコボルド横穴で繋がっている。
リンドヴルムの統治後に彼の根城に足を踏み入れる者はほとんどいない。

魔法使いに寛容な数少ない国で、魔法使いの数、魔術に類する学術研究用資料は豊富。
魔法道具に使用する魔石の有数の埋蔵量を誇る国で産出国であるが……
国全体に副産物の魔障石による瘴気に溢れていて作物が育たない。

僅かに作物が育つ国境沿いは今でも小競り合いが発生する。国民全体が飢えている。
人間の数よりもそれ以外の知性を持った種族の数の方が圧倒的に多い。
(コボルド、リザードマン、ミノタウロス、ライカンスロープ、骨の民等)

魔国は現在はリンドレクであるが60年前は魔国ワイバーナだった。
魔王が代替わりすると例外無く国の名前が代わる。
先代魔王も竜であり、リンドヴルムの父であるワイバーン魔王が統治していた。


 土の国フォレストソイル

土国、土壌の国。ティト・ブルーの故郷。小さな国。ティトの父親が統治する。
元は森林の多い国なのだが各国の通り道なので過去によく焦土化した。
60年前に大きな戦争が終わり、森林はある程度回復しつつある。
地母神信仰と呼ばれる土着の信仰が主流となっている。
全体を通して清貧であり、勤勉な国民性らしい。


 富の国ホーグランド

富国、豊作の国。とても大きく各国への発言力や権力のある国。
酪農も有名。飽食ぎみである。歴史的に摘み重なった軋轢で、魔国リンドレクと仲が悪い。
小国の姫であるティトとホーグランドの現国王の結婚は重要なものであるらしい。
最近大規模に工業化しつつあるといい、工業化に魔法道具も利用しており魔石の消費も増加している。






 その他の国

 ローレス
蛮族の国。蛮国、金と力で動く。その名の通り金さえあれば何でも揃うしする。弱肉強食の世界。
近年(15年位前?)大陸に戸籍が整備されたのは、各国の民間人の誘拐した人身売買が問題になったため。
世襲による奴隷制度が大陸に未だに存在させざるをえなくなったのは、主にこの国のせいである。
魔国リンドレクに食糧や物資を普通に売ってくれる数少ない友好国。



 猫の王国
300年前に滅んだが、猫獣人の統治する国があったらしい。
国の猫獣人は散り散りになって細々と生きているが数は少ない。
中には隷属するものとして生きている人々もいてキットン・ソックスもその末裔。


 その他の国
海沿いの国と文化的な国がある他に、小さな国がちらほらある。


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